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  • Starlizard Integrity Services(スターリザード・インテグリティ・サービス)、2024年上半期に世界中で行われた79件の不正が疑われるサッカー試合を特定

  • 2024/08/09 16:00 公開  Starlizard Integrity Services
    • 疑わしい試合の21.5%が、たった一つの国で行われました
    • CONMEBOL地域では、不正が疑われる試合が200%増加
    • 前半のみのベッティング・マーケットで不正行為があった試合がほぼ倍増

    ロンドン, 2024年8月9日 /PRNewswire/ -- スポーツの公正性に関する専門家であるStarlizard Integrity Services(スターリザード・インテグリティ・サービス、英文略称SIS)は、2024年1月1日から6月30日までの間に世界中で行われたサッカーの試合のうち、79試合に不正の疑いがあると特定しました。同社の最新データによると、こうした試合の5分の1以上がCONMEBOL(南米)地域のたった1か国で行われました。この地域では、不正の疑いがある試合が全体で200%も増加したという憂慮すべき事態が起きています。

     

    Starlizard Integrity Services identifies 79 suspicious football matches played globally in first half of 2024
    Starlizard Integrity Services identifies 79 suspicious football matches played globally in first half of 2024

     

    毎年、SISは世界中の何万ものサッカーの試合を調査し、賭け市場や試合の場面で不正の兆候が見られる試合を特定しています。疑惑のレベルは、発見された証拠の性質と量に応じて異なるものの、SISの調査によれば、不正が疑われると特定したどの試合も、関係当局が追加調査すべき基準に十分に達しているそうです。

    2024年の上半期に事案となったサッカーの79試合は、SISによって分析された合計36,841試合の0.21%に相当します。SISは2023年の同じ期間に79件の疑わしい試合を特定しましたが、それらは16,336試合という小規模なサンプルからのものであり、分析された試合の総数に対してより大きな割合(0.48%)を占めていました。

    SISの2024年の最初の6ヶ月間のデータは、次のことを明らかにしました:

    • 疑わしい試合のうち17件(21.5%)がCONMEBOL地域の1カ国からのもので、そのうち6件がその国のトップ国内リーグで、11件が2部国内リーグで行われていました。
    • CONMEBOL地域では疑わしい試合が33試合(41.8%)発生し、昨年の同時期の11試合から増加しました。これは、2024年上半期に分析されたCONMEBOL地域の全試合の0.56%に相当します。
    • 国内男子競技会で1件以上の不正行為警告が出された国は23か国に上ります。
    • 不正が疑われる試合のうち40試合(50.6%)は、前半のみのベッティング・マーケットでベッティング・パターンに不正行為の疑いがあり、2023年の同時期に特定された21試合のほぼ2倍となっています。
    • 疑わしい79試合のうち11試合(13.9%)が疑惑レベルHIGHと評価され、39試合(49.4%)が疑惑レベルMEDIUMと評価されました。
    • UEFA(ヨーロッパ)地域では疑わしい試合が29試合(36.7%)発生し、昨年の同時期の40試合からは減少しました。この数字は、この期間に分析したUEFA地域の全試合の0.15%に相当します。
    • 不正が疑われる49試合(62%)がトップ・リーグより下の国内大会で確認され、19試合(24.1%)がトップ・リーグの国内大会で行われました。
    • クラブのフレンドリー・マッチは、分析対象となった全試合数のわずか4%にもかかわらず、上半期で不正が疑われた試合は7試合(9.1%)を占めています。

    Starlizard Integrity Servicesの責任者であるAffy Sheikh氏は、次のようにコメントしています。

    「2024年上半期の数字からは、懸念材料がいくつも浮かび上がってきますが、ポジティブなデータはほとんど挙げられません。特に、CONMEBOL地域は憂慮すべき状況で、疑わしい試合の数は昨年の同時期に比べて200%増という上昇ぶりです。この著しい増加から明らかなのは、八百長業者が状況にしぶとく対応しており、どんな脆弱性でも悪用するだろうということです。

    「さらに、前半のみのベッティング・マーケットでは不正試合の傾向が高まっています。2024年の最初の6ヶ月間で、40試合がこのようにターゲットにされました。これは2023年の同じ期間に21試合だったのに対し、著しい増加です。

    「不正が疑われる試合の割合は全体から見れば依然として低いものの、このデータは、八百長がゲームの公正性に継続的かつ深刻な脅威を与えていることを示しています。この問題にどう取り組むのが最善なのか、サッカー界は真剣に検討する必要があります。全般的に数字の改善が見られないことは、現在の取り組みや戦略がまだまだ効果的ではないということなのですから。」

    Starlizard Integrity Servicesスターリザード・インテグリティ・サービスについて

    Starlizard Integrity Services(SIS)は、ロンドンを拠点とするスポーツ・ベッティングおよびデータ・コンサルタント会社Starlizard(スターリザード)のインテグリティ専門部門です。Starlizardのスポーツとスポーツ・パフォーマンスについての詳細な理解、およびベッティング・マーケットへの積極的な関与を通して独自の視点を提供し、ベッティング・マーケットやスポーツ・コンテストの事案について、疑わしい場合に、世界一明確に知ることができます。Starlizardは、2010年からスポーツ統括団体や協会向けに独立したインテグリティ・サービスを生み出しており、この作業に完全に焦点を当てるための専用リソースとして2017年にSISを設立しました。ベッティング・マーケットの行動規範に関する深い洞察力とピッチ上での詳細なパフォーマンス・データの分析および調査を組み合わせるSISは、疑わしい試合やベッティング・パターンを特定する上で、理想的な立場にあります。SISは、無料で使用できる疑わしい試合監視プラットフォームおよびモバイル・アプリケーションKOMODO™をスポーツ統括団体に提供しています。このアプリーションを使用すると、八百長の疑いのある試合に関する情報を入手できます。詳細については、www.starlizardintegrity.comを参照してください。

    問い合わせ先:Starlizard Integrity Services、+44 (0) 20 3014 9800、integrity@starlizard.com 

    写真 - https://mma.prnewswire.com/media/2476341/SIS_Football_Banner.jpg
    ロゴ - https://mma.prnewswire.com/media/2185291/SIS_Logo.jpg

     

     

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