いま最も注目を集める映画監督のひとり・内山拓也監督による、待望の商業長編初監督作「若き見知らぬ者たち」の小説版が発売された。
執筆したのは、「オン・ザ・プラネット」が第166回芥川賞候補となった、作家・島口大樹。
映画と文学、両ジャンルの若き才能がタッグを組んだ。
主人公・彩人は、亡き父の借金と、難病の母の介護を背負い、先が見えない日々の中、昼も夜も働き続ける。
幾重もの困難に遭いながらも、弟や恋人、友人らの支えで、なんとか生活を送っていた。
だが、ある夜、思いもよらぬ暴力が降りかかる――。
目を背けたくなる痛みに対峙する、鮮烈な人間ドラマだ。
小説は、講談社文庫より好評発売中。
映画「若き見知らぬ者たち」は、10月11日公開予定だ。
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