【北京2023年10月27日PR Newswire】首都でのみ利用できる市長のホットラインから、今日の全省をカバーする統合公共サービスプラットフォーム「12345」に至るまで、中国東北部の遼寧省は、過去40年間にわたって政府サービスホットラインシステムを継続的に改善してきました。
1983年、遼寧省の省都である瀋陽は地元住民のニーズを直接聞く市長ホットラインを開設しました。その後2009年に電話、インターネット、メールボックスの機能を組み合わせた地方公共サービスホットライン「96123」に発展しました。
2021年、遼寧省は複数の政府サービスのヘルプラインを全省一元化したホットライン「12345」にさらに統合しました。「12345」は、バックグラウンドシステムのアップグレードにより、オペレーター、コミュニティーワーカー、行政部門間の効率的なつながりを構築し、市民の訴えに対する迅速かつ効果的な対応を可能にしています。
瀋陽市和平区のコミュニティーワーカー、Xu Chang氏は「『12345』プラットフォームによって、住民によりタイムリーできめ細かいサービスを提供できるようになりました」と語りました。同市は、「12345」プラットフォーム上に、都市管理、不動産、医療など15の公共サービス部門を含む仕組みを構築し、7766人の専門的なコミュニティーワーカーに支えられて、オンラインとオフラインのサービス・システムをよりよく統合していることがわかります。
近年、遼寧省も企業への支援を強化し、ビジネス環境の改善に努めています。「12345」プラットフォームは、企業向けに特別にサービスを提供する拡張機能を開設することで、これまでに7万人の専門サービスマネージャーを集め、168万の企業体に政策アドバイス、金融マッチング、法務、その他のサービスを提供しています。このほどの調査によると、同省の企業体の89.8パーセントが、このようなサービスが役に立つと考えています。
さらに、遼寧省は「12345」プラットフォーム上に特別部門を設置し、市民が疑問や懸念事項を描写するビデオや写真をいつでも送信できるため、関連部門が迅速に対応できるようになっています。今年9月の時点で、同省はこの流れを通じて15万1000件の訴えを解決しました。
数十年にわたる開発を経て、遼寧省の「12345」は公共サービス、相談、苦情などの複数の機能を統合した便利なプラットフォームに成長し、共同構築、共同運営、共有を特徴とする社会統治の新しいパターン形成を促進しています。
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