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  • バーレーンのゴールデン・ライセンス、24億米ドルの投資を誘致 経済の多様化と成長に貢献

  • 2024/03/08 16:41 公開  Bahrain Economic Development Board (Bahrain EDB)
  • 2023年に発表された最初の5件に続き、最新の4件のゴールデン・ライセンスは、金融サービス、製造業、ICT、観光といった多様なセクターにまたがって授与されました
    Bahrain Economic Development BoardBahrain EDB)のリポート

    マナマ(バーレーン), 2024年3月8日 /PRNewswire/ -- 島国バーレーンは、2023年4月のゴールデン・ライセンス導入後、3000人の雇用機会を創出する9つの主要プロジェクトによる総額24億米ドルの投資を報告しました。同イニシアチブは、土地割り当てなど重要なプロジェクトのマイルストーンにおいて、手厚い待遇と優先的な割り当てを提供するもので、持続的な経済成長という前向きな軌道に貢献するため、業界を問わずインパクトのある事業を誘致するバーレーンの実証された能力を維持することを目的としています。

    新たな大規模プロジェクトは、スイスを拠点とするInterlink Metals & Chemicalsが設立を予定している地域初の施設であるBahrain Titanium、クウェート国外では初となるクウェート国立銀行(NBK)のグリーンフィールド本部の建設、バーレーンで発足したテクノロジー企業であるBeyonによるデータセンター施設と地域海底ケーブルの敷設、そして最後に、活気ある都市ウオーターフロント開発であるBahrain Marina(バーレーン・マリーナ)など、さまざまな分野に及んでいます。

    ヌール・ビント・アリ・フライフ(Noor bint Ali Alkhulaif)持続可能開発相兼Bahrain Economic Development Board(Bahrain EDB、バーレーン経済開発委員会)最高責任者は「バーレーンは、そのユニークな価値提案により、地元企業やグローバル企業が事業を立ち上げたり拡大したりするための信頼できる目的地であることを証明してきました。ゴールデン・ライセンスは、導入された幾つかの取り組みの中で最新のものです。それはビジネスフレンドリーであること、進歩のあらゆる段階においてシームレスな旅を保証すること、そして最終的には長期的な成功のための強固な基盤を築くためのパートナーとして機能することという誓約を果たす、これまでのコミットメントを反映しています」と述べました。

    ヌール・ビント・アリ・フライフ氏は「バーレーンの国家ビジョンに沿って、授与されたライセンスは優先セクターにまたがり、各産業に雇用機会、技術革新、ニッチな専門知識の新たな波をもたらします。経済の多様化と繁栄に向けたバーレーンの継続的な旅路に貢献するため、これらの投資がもたらすインパクトを目の当たりにできることを楽しみにしています」と付言しました。

    アブドラ・ビン・アデル・ファフロ(Abdulla bin Adel Fakhro)工業・商業相は「結局のところ、バーレーンは常に、ビジネスのしやすさ、先進的な法律、チーム・バーレーンの機敏性で知られてきました。2023年と2024年に授与されたゴールデン・ライセンスは、自国のプロジェクトと国際的なプロジェクトの健全な組み合わせであり、バーレーンに進出する世界中の企業に新たな展望をもたらし、それによって世界中の主要市場との貿易関係をさらに強固なものにしています」と述べました。

    2002年から2022年にかけて、バーレーンの名目GDPは96億米ドルから444億米ドルに成長しました。これは年平均成長率8%に相当し、世界の成長率5.5%(2002年)を上回っています。バーレーンは経済セクターの多様化も進めており、2023年第3四半期には非石油セクターが実質GDPの83.6%を占め、2023年第3四半期には金融サービスセクターが18.1%となり、石油セクターを抜いて実質GDPへの最大の貢献者となりました。

     

     

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