大阪市教育委員会は、市立小学校に勤務する女性教諭(38)を、停職3か月の懲戒処分にした。
トレンドニュースキャスター取材班は、教委の担当者から詳しく話を聞いた。
大阪市教委によると、教諭は2021年~23年度、少なくとも21人の児童に暴言や威圧的行為を取ったという。
具体的には、児童にノートを投げて返却。
また、ノートのページが汚いという理由から、児童が嫌がっているにも関わらずノートを破らせた。
さらに、「なんでこんなんわからへんの」などと、強い口調での暴言もあった。
これらの行為は、複数の保護者からのアンケートでの訴えと、児童からの聞き取りで発覚した。
しかし、教諭は教委からの聞き取りに、すべての行為を否定し「適切に指導しただけ」と主張。
教委担当者は、トレンドニュースキャスターの取材に「教諭本人が行為を認めないため、対応に苦慮した。そのため処分までに時間がかかってしまった」と語った。
なお、計5人の児童が、教諭に対して「怖い」と訴えるようになり、自身のクラス以外の教室に登校する事態に陥った。
教諭は、2月29日から5月末まで3か月の停職処分に。
また女性教諭に、現在反省の様子も見られないため、復帰後に研修を予定しているという。
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